菊川穣– Author –
菊川穣
神戸生まれ。幼少期をフィンランドで過ごす。University College London地理学BA(1995年)、政策研究学(Institute of Education)MA(1996年)。(株)社会工学研究所を経て、国連教育科学文化機関(ユネスコ)南アフリカ事務所、国連児童基金(ユニセフ)レソト、エリトリア両事務所で、教育、子ども保護、エイズ分野の調整管理業務を担当。2007年に日本ユニセフ協会へ異動、J8サミットプロジェクトコーディネーター、資金調達業務に従事後、2011年より東日本大震災支援本部チーフコーディネーター。2012年、(一社)エル・システマジャパンを設立、日本ユニセフ協会を退職、代表理事に就任。公益財団法人ソニー音楽財団こども音楽基金選考委員会議長(2019年〜2021年)。公益財団法人音楽文化創造理事(2022年〜)。
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エル・システマの歴史
エル・システマの歴史 5
東日本大震災後の被災地支援の一環として始まったエル・システマジャパンの活動、その基本理念は「オーナーシップ」と「パートナーシップ」というものでした。支援する側は、現地の当事者の方々の声や気持ちをを尊重し、様々な関係者と協力して活動することがとても大切です。 -
エル・システマの歴史
エル・システマの歴史 4
エル・システマの歴史 第4回です。諸外国と比べると極端な格差がないと言われていた日本でも、家庭の経済的環境や地理的条件による違いが認識されるようになってきました。エル・システマジャパンが今の日本社会が抱える問題にどう向き合っていくかについて考えます。 -
エル・システマの歴史
エル・システマの歴史 3
ベネズエラ発祥の音楽教育プログラム「エル・システマ」を紹介する連載の3回目。既に世界各地に活動を広げていた「エル・システマ」が、東日本大震災後の被災地の子どもたちのために、真に必要とされ、エル・システマジャパンが誕生しました。日本での活動の始まりと発展について、また大都市と地方との学ぶ機会の格差についても知っていただきたいと思います。 -
エル・システマの歴史
エル・システマの歴史 2
ベネズエラ発祥の音楽教育プログラム「エル・システマ」を紹介する連載の2回目。その始まりから現在に至るまで、世界の様々な地域で数多くの人たちがプログラムに賛同し活動してきました。その中にはスズキ・メソード出身者も多く、子どもたちの音楽教育のために尽力しています。世界に広がる「エル・システマ」の歴史に触れてください。 -
エル・システマの歴史
エル・システマの歴史 1
第1回「エル・システマの歴史とその世界的展開」 草創期から現在までスズキ・メソードとも関わりが深く、いまや世界70以上の国と地域にに拡がるべネズエラの音楽教育システム「エル・システマ」。なぜこれほど注目を集めているのか、その成り立ちから概観します。我々スズキも、彼らの活動から少なからぬものを学び取ることができるかもしれません。
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