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スズキ的LifeHacks ~生活の中にスズキを~0

2022 4/15
連載 スズキ的LifeHacks
学び 自己啓発
2022年4月15日
Fruitful編集部

0. 自分をアップデートする

皆さんこんにちは。Fruitful編集部です。今回から不定期に、この場をお借りして、学習法としてのスズキ・メソードを日常の中に活かしていく方法を探してご紹介してまいります。

初回は、新学期も始まったこの季節、このWebマガジンもスタートを迎えたことですし、特別編として新しいことへのチャレンジを、スズキ的に考えていきましょう。

Contents

「更新」が必要なのはテクノロジーだけではない

コロナウィルスの蔓延による世界的なパンデミックによって、私たちは普段の生活のあらゆる場面で、これまで「常識」とされてきた考え方や行動様式を改めなければならなくなりました。

リモートワークやデリバリーサービスなどは以前から存在していましたが、コロナ禍によってその需要は一気に高まり、関連する技術も進行形で急速な発展を続けています。

そうしたサービスを提供する各社のアプリは、不具合などの問題解決や、使い勝手をより良くするため、次々とアップデート、つまり更新・修正を行い、常に「最新版」を世に送り出しています。

実際、スマホを充電しながら寝て起きると、突然アプリの見た目や使い方が変わっていたなどという経験は、皆様もよくあるのではないでしょうか。

こうしたテクノロジーのアップデートは、寝ている間だったり、ボタンひとつ押すだけで済むものですが、いざ、私たち人間をアップデートするのはなかなかに難しいものです。

身近な機器が新しくなったり、職場のマニュアルが変わったりしても・・・もう一度やり方を覚え直す段階で、「以前の方が簡単で楽!」とついつい実行を先延ばしにしてしまいます。長く馴染んできた習慣を脱するのは、そう簡単にはいきませんよね。

自分をアップデートするアイディア

スズキ的に考えれば、こうした場面では「身に付いた古い習慣を上回る程、新しい方法の訓練を積む」ことにより、自分をアップデートすることができる!と言えるでしょう。楽器を練習するときも、間違って覚えていた箇所を正しいやり方で何度も何度も繰り返し練習して、記憶や動作の癖を上書きしますよね。

こうして書き起こしてしまうと単純で当たり前のようですが、これをいざ生活の場面でも実践! となると、心理的ハードルを感じてしまいます。

では、どうしてそこに心の壁を感じるのか、いくつか考えてみましょう。

まず日頃から、見聞きしたことのないものには興味を抱かないスタンスをとってはいませんか?

本当に危険を察した時には距離を置いて当然ですが、普段から常にオープンな心でアンテナを張り、新しい考えや製品に対する好奇心を持ち続けたいものです。「知っている曲はつい弾いてみたくなる」のと同じで、知識や情報を収集することでワクワクする気持ちが募り、実践へのモチベーションを高めてくれます。

別の障壁としては、時間の有無が挙げられると思います。確かに忙しさは最大の難敵ですが、普段から多忙な方は、いつも自分の状況を改善する方法を探して行動していることも多いと思いますので、ここでは逆に、時間が有るケースを考えてみましょう。

新しいことに取り組む時間が十分にあっても、むしろそんな時間のある時にこそ、人は差し迫らぬものに気を緩めて訓練や練習を怠ってしまうものです。

しかし、実際に事が差し迫ってくると、時間の無さを言い訳にして旧来の「伝家の宝刀」を持ち出し、「やっぱり慣れ親しんだやり方が一番!」と結局新しい方法には手を着けずに終わることも多いのではないでしょうか。

もしも時間の猶予があり、ゆっくりと取り組める時に新しい事にチャレンジして練習を積んでおけば、いざ忙しくなった時にもある程度の対応が出来るはずですし、それで尚、本当に必要な時には「伝家の宝刀」を持ち出すことも可能です。

むしろ、この観点から見れば新旧ふたつの方式を手に入れた強者が誕生していることにもなります!

また、もちろん無理をせず、キラキラ星のリズムの様に基礎的なことから始めて、一歩ずつ進み、何度も繰り返すことが肝要です。

新しいことを始めて間もないころは、スピードも遅く、たどたどしくて当たり前。ここで痺れを切らさず、じっくりと訓練を重ねましょう。徐々にこなれてきて速さも増し、心の余裕も生まれてくるはずです。

課題を分解して個別に訓練する

しかし別の問題もあります。残念ながら現実世界は曲の練習の様に何度も繰り返しができるようなことばかりではありません。数ヶ月に一回、いや1年に一度しか関わらない仕事もざらにあります。

そんな中でも、仕事を機能ごとに細分化すれば、普段から繰り返しできるものが見えてくるものです。「課題のエッセンスを簡素化し、まずはそれを繰り返し訓練し習熟させる」ことも、スズキ的なアプローチと言えます。具体的に考えると、まずは音の出し方だけを練習したり、リズムだけ抜き出したり・・・組み合わさって複雑に出来ているものを、ほぐしてひとつずつ別個に訓練するわけです。

例えばパソコンが苦手な方でしたら、まずは「タイピング」から練習するのはいかがでしょうか? これなら、ゲーム感覚で隙間時間に楽しくスキルを磨くことができます。

普段から、こうした機器には寄り付かない生活を送っていると、いざ必要な時に、文字を打つことにすら大変な時間を要し、「手で書いた方が何倍も早くて楽!」となってしまいます。

しかし、もし文字入力だけでもある程度上達していれば、目の前のハードルの高さも少しは下がるというものです。

学習に関しても、まずは英単語だけ、計算問題だけ、漢字だけ・・・と、その分野の基礎部分を日々繰り返し強化しておくことで、少なくとも「全くのお手上げ」状態からは脱することができます。

自分の成長を可視化する

他にも、アップデートしつつある自分を「見える化」するやり方もあるでしょう。課題に取り組んだ記録を何らかの形で残していけば、経過を可視化できてモチベーションを維持することに役立ちます。

練習した日、ノートやカレンダーにお気に入りのシールなどでチェックしていくのは、子どもでも大人でも楽しいですよね。

あるいは、世界的ヴァイオリニスト、ヒラリー・ハーンのようにTwitterに “#100daysofpractice” を付けて毎日アップしていくのも良いかもしれません。

仲間と一緒に

さらに、同じことにチャレンジする仲間を作ることもスズキ的なアイディアです。

グループレッスンのように、同じ目標を持つ仲間の存在は自然と向上心を高めてくれ、くじけそうな時でも励まし合ったり、お互いの成果を認め合うことでやる気の継続に繋がります。

ただ、ここで仲間との競争は禁物です。人それぞれ進歩のスピードは異なって当たり前ですよね。これもまたスズキ的感覚のひとつです。

何かを始める時に、家族でも、友人でも、職場の仲間でも、声がけをして一緒にスタートすることで、コミュニケーションも増し、より絆も深まることでしょう。


以上、「自分をアップデートする」スズキ的アイディアをいくつかご紹介いたしました。皆様に合う提案は見つかりましたでしょうか?

「イイナ」と思ったら、早速実行をお忘れなく!

今回は特別編ということで、色々なアイディアをミックスしたものをご紹介いたしましたが、今後はひとつ一つをもっと掘り下げていきたいと思います。

まだまだ、スズキのアイディアが生活に役立つ場面がありそうです。

ではまた、次回まで。

この記事に関するご意見・ご感想はこちらまでお寄せください。

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