みなさんこんにちは。才能教育研究会、スズキ・メソード会長の早野龍五です。
3月28日に、私の新著『「科学的」は武器になる―世界を生き抜くための思考法―』(税込 ¥636)が新潮文庫から発売されました。2021年に新潮社から出した単行本の文庫化です。
ちょっと「イカメシイ」タイトルの本ですが、多くの部分は私の半生記でもあります。私と鈴木鎮一先生との出会い、私もメンバーの一人であった、1964年の海外公演ツアー(テンチルドレン・コンサート)、科学を目指した高校時代、東京大学物理学科教授としての研究生活、そして、スズキ・メソード会長になってからのこと、などにも触れています。
以下、本書の一部を引用しながら、私とスズキとの関わりについて、ご紹介しようと思います。
Contents
100点よりも上の領域 — ヴァイオリンとの出会い
私は岐阜県大垣市出身ですが、父の仕事の都合で、幼児期に松本に移り住み、ご縁あって鈴木鎮一先生のお宅(現在は鈴木鎮一記念館)に通って、レッスンを受けることになりました。
プロフィール
早野龍五
東京大学名誉教授。物理学者。
1979年東京大学大学院理学系研究科修了、理学博士。
スイスのCERN研究所客員教授、東京大学大学院理学系研究科教授などを経て、2017年より東京大学名誉教授。
2016 年より(公社)才能教育研究会会長 。
反物質の研究により2008年仁科記念賞、第 62 回中日文化賞などを受賞。近著に、糸井重里氏と共著の「知ろうとすること」(新潮文庫)「『科学的』は武器になる」(新潮社)がある。
Monthly Suzukiでも、この文庫版が紹介されています。是非ご覧ください!https://www.suzukimethod.or.jp/monthly/kagakuteki3.html
調弦(ちょうげん)の理科と算数 その2
身近な科学を考えるシリーズの連載第2回
音は振動から作られることや、振動がどのように変化すると聞こえる音も変わるのか、その仕組みを考えるシリーズです。前回の答え合わせもあります。
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調弦(ちょうげん)の理科と算数 その3 – 完結編
身近な科学を考えるシリーズの連載第3回(完結編)
これまでの観察や実験が、調弦にどのように繋がるのか!さらにピアノの調律と弦楽器の調弦はどのように違うのか?考えがどんどんと広がる完結編です。
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